目的と目標、どちらも似たような響きですね。
学生時代であれば毎日半徹夜で勉強に励んでいる目的は東大に受かることなんて言います。
東大に合格することが私の目標だということも言いますね。
なら同じじゃないかという感じがします。
ところがどっこい、この二つは全く異なるものです。言葉は似ていますが似て非なるもの。その違いをはっきりと意識しておくことがビジネスパーソンでは、いや人生を通じて非常に大切なことです。
目的は「何のために」ということ、「ねらい」のことです。
目的には的(まと)という文字が入っています。弓やアーチェリーなどの的を創造してください。
方向性をしっかりと定め、的の中心に当てることが目的を果たすことになります。
一方目標は達成するゴール地点のこと。
こちらには標(しるべ)という文字が入っています。
道標(みちしるべ)は目的地へ到達する前に今どの辺りまで進んでいるのかを知るのに役に立ちます。
ここまで読んで気が付かれたと思います。
そう、ねらいを実現する(目的を果たす)ための中間目標となる地点が目標であると言ってもよいでしょう。
今月の目標、今年の目標、3年後の目標を達成していくことで皆さんはすぐれた人財として成長していくのです。
豊な人生を送るために日々の行動目標を達成し続けることが大切です。